アジアの文化と宗教
アジアでの調査を行うにあたり、現地の文化と宗教を知っておく事は必須です。一見浮気調査とは関係ないように思われがちですが、現地の習慣を知らないままその土地に踏み入り、外国人が調査を行うわけです。現地には現地の風土があり、宗教があり、文化があり、それらを熟知した上でなければ、現地人の逆鱗に触れ、調査どころではなくなってしまうこともあります。各国の文化と宗教を意識しながら、その土地の風土を脅かさぬよう、調査を行います。
アジア各国の文化の違い
言うまでもなく、各国言語が違います。世界の公用語である英語も全く通じないエリアは多く、特に中国、インドネシア、ラオス、ベトナムなどには今も昔と変わらずひっそりと暮らす少数民族なども居ます。インターネット環境も整っていない場所が多く、昔の衣食住そのままで、言語も国の公用語と違った言語を話す集団も沢山居ます。こういった場所に立ち入るケースも少なくありません。現地の調査機関に応援を要請することも多くなります。
宗教の違い
日本は、宗教の概念があまり無い国ですが、世界には宗教を重んじる国家が多々あります。半数以上がキリスト教である韓国、また、マレーシア、インドネシア、ブルネイなどはイスラム教信仰者が殆どで、女性は肌を露出しないよう布で全身を覆っています。特に、厳格なムスリム(イスラム教徒)は、お酒を飲まず、婚前性交渉を認めず、礼拝を欠かさないなど、私達では考えつかないような信仰心を抱いている民族も少なくありません。
多民族国家
タイ、インドネシアなどは非常に多民族国家です。日本に住んでいれば周囲はほぼ日本人ですが、朝鮮半島から中国、インドシナ半島まで全て陸路で繋がっている為、アジア圏はどの国家も日本より多民族国家です。その為、各国に外国文化があり、コミュニティが形成されています。ベトナムで、韓国人と浮気をした、タイで台湾人と不倫をしたといったケースも珍しくありません。